本日も先週に引き続き猛暑だった。

それでも周囲では様々の人々の営みの音が聞こえてくる。

都会と違う田舎の音だ。草払い機の音は早朝から途切れない。

港の漁船や釣り船のエンジン音はよく響く。

木の上では鶯が未だ囀っている。

私もこれらの音に平仄を合わせて、プルーンバーゴの木の下の

草刈りを始めた。下草を取り除き、プルーバーゴの子株も刈り

取って樹の下の風通しを良くするように心がけた。

網代駅の近くの家にあるプルンバーゴは立派で樹高4m位あり、堂々

たる樹形をしている。

出来たら当園のプルンバーゴのこの先輩に追いつかせたい。

何といってもこの樹は私の敬愛していたカフェのオーナーの記念樹

ですから!

年数からいったらもっと大きくなっているはずのクチナシ君だが、

いつもアップルミントの大群に回りを囲まれ、窮屈の想いをして

いていっこうに育っていない。

それでも毎春に花をさかせるが、ほんの数輪で皆に気づかれない

ぐらい密かな御開帳である。道を通る人を魅惑する早春の独特な

香りも気が付かない位いつもほのか過ぎる。

何年か前に植えた小さなアジサイの苗が今では堂々と毎年、大輪の

花を咲かせてくれる。